2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧
ここ数年で見た中で最も傲慢で卑劣な技法の映画について書いたブログがこれ↓ http://d.hatena.ne.jp/F-I/searchdiary?word=%A5%D2%A5%CE%A5%B5%A5%C8&.submit=%B8%A1%BA%F7&type=detail 見たことはないがこれがマイケル・ムーア的手法なんだろう、とムーアも…
代々木忠がいなければ、今のAVはほとんどがにっかつロマンポルノやVシネのようなドラマ作品になっていただろう。メジャー映画のB級・C級の亜流にすぎず、ここまで大きな産業にもなっていなかった。 小型軽量ビデオカメラというテクノロジーの進歩と1つの才…
伝説のAV女優、みなみありすの唯一の一般作品。セリフ回しは下手だが、存在感があり、暗い劇的な情感が漂う。アップが映える。やや癖はあるけれど個性的で可愛くて、体全体のバランスが良い。一歩間違えばふつうの女優として成功したんじゃないかと思わせる…
詩集を買うとピンと来ないのだが、ふと耳にした詩には心引かれる事がある。 映画『イン・ハー・シューズ』でキャメロン・ディアスが読んだ詩。 - One Art The art of losing isn't hard to master; so many things seem filled with the intent to be lost t…
大概の「楽しい映画」はタランティーノ作品に比べれば楽しそうに見えるように周囲に気を使っているだけ。 打ちのめされる。
「反戦」や「平和主義」を好きな人の間だけでルーティン的に評価を得て、その人達の間でもさっさと忘れられていくだろう。 筋が無さすぎる。戦争で両手両脚を失った男のビジュアルとエモーショナルな演技とで映画として成立するというプランだろうが、甘い。…
映画の半分程で出ようと思い、そのつまらなさは最後まで変わらなかったのだが、ラストで一瞬にして持っていかれた。かなり泣いてしまった。 何に泣いたかといえば、その一瞬のイメージの強さで、ここに園子温の実感は確実にある。ただその実感は多くの場面で…