2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧
『サッドヴァケーション』と同じく学生映画のように生硬な寓意性。
反戦イデオロギーを超えて、戦争を叙事的な悲劇として描いている。その事に気付かずに己の左右のイデオロギーのフィルター越しに見ると、作品の中立性ゆえに敵方のイデオロギーに奉仕する作品に見えるだろう。80年代に論争となった舛田利雄監督、笠原和夫脚…
震災前に借りていたDVD。劇場公開中に震災が来ていたらやはり公開中止?
珍しくかなりテレビを見ていて、慣れていないのですぐに疲れてしまう。 愚劣な記者とアナウンサーには憤り、BPOと日本記者クラブにはメールにて抗議した。 とりあえず日本記者クラブからは、記者を管理・指導する組織ではないという説明と、クラブの目的とし…
私は幸いにして地震発生時家に居り、その後もずっと家におります。 本棚の中身がけっこう跳び出し2階の部屋がかなり乱雑になりましたが、被害はそれくらいです。 近所の知人が本に埋もれていないか心配して尋ねてきてくれたのがありがたかったです。 災害時…
『息子のまなざし』へのアンサーが入っている。
映画史上空前のヒットとなり、観客動員数は『千と千尋』まで破られなかったという。 破れた戦争においては描き得ない、美しき忠君と愛国の物語。戦後10年ちょっとの日本人にとっては慰めになっただろう。 律儀といえる程交互に戦地と皇居とを見せていく。 日…
mac内蔵のDVDドライブは、映像DVDには十分に対応していない、と聞いていた。 レンタルDVDの店もパソコンでの視聴を保証していない。実際、古いソフトならば問題なく見られることが多いが、最近作られたソフトはだいたいすぐには認識されない。 外出する時にD…
僅かばかりの盛り上がり。 ハーフタイムにトイレに行くと、「J2だからね、こんなもんだよ」という声が聞こえた。 いくら格闘技が面白いといっても日頃僕が見に行っているのは世界メジャーの選手が出る大会、サッカーでいえばイタリアやスペインのチームな訳…
HDDに溜まった映画シリーズ第*弾。 後者、緊張の昂揚と解決や逆転のテンポがあまりうまくいっていない。敵味方関係が入り組んでいるので構成が難しいのは確かだが。政治性はもっと入れた方が、娯楽としても面白くなる。日本的ウェットさは『ローレライ』と…