2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

◯「犯罪交渉護身術」毛利元貞 ◯「竹宮恵子のマンガ教室」竹宮惠子 ◯「本の読み方 スローリーディングの実践」平野啓一郎 睡眠3時間弱で約束のあったご父兄と合い、ご飯をご馳走になり、一旦家に帰ってメルマガを作り始めて、改めて仕事へ。 家に帰ってメル…

パリパリと 蝸牛踏まれる わが庭よ (by F-I)

(タイトルは以下の話とは関係ありません。) 稽古後朝まで居酒屋。 家に帰って、明日のあまりのやることの多さに気付き、計画性がないのを反省。 ともあれ、次回作品と公演についてひとしきり喋ったあと、左翼についてZIPSさんと少し話した。 ZIPSさんの指…

◯「亀田大毅vsメキシコ人選手(選手名失念)」 対戦相手のメキシカンは足下がちょっと不安定な印象で、パンチも軽そうに見えた。40戦弱の経歴も3割くらい負けていて噛ませ犬か?と疑いながら見始める。しかし、左のフックが顔面と腹にかなり入れたのにも…

『近松物語』54 溝口健二 溝口の中では一番好きな作品。主な理由は二つ。 一つは二人の愛情の交歓が(溝口には珍しく)ストレートに肯定的に描かれていること。 もう一つはその愛が、共同体の威力に対抗し、最後まで凛として貫かれること。これまた悲劇に打…

自分は実際に19〜20歳になるまで、その年齢から先の人生のイメージがまるでなかった、という事を今日あるきっかけで思い出した。 比喩的にいえば、その年齢から先は平らな地球の縁から滝が落ちて行くように、どこかへ消失していた。 もちろん、やりたいこと…

昨夜は軍学者・兵頭二十八の本で理屈脳が暴走、眠れなくなった。 久しぶり短く、しかも浅い眠りで朝から仕事。 電車の中で結構眠ったが、遅くなるにつれてガタがきた。 兵頭二十八「ニッポン核武装再論」、細かい核兵器の技術論は読み跳ばしつつ読了。 今日…

『噂の女』54 溝口健二 ジャン・ドゥーシェは溝口を小津より偉大だといい、淀川長治は溝口の人間洞察に比べたら小津の作品は子供っぽいと言っていた。 人間をまるごとばくりと映した小津の方が偉い、と僕は思う。 もちろん『噂の女』は面白く、この特集上映…

K-1 Crisis

今年のK1グランプリ開幕戦の大会タイトル。 付けた人は素晴らしい。現状を逆手に取っている。ひょっとしたら、裏ではばっちり仕切っているという噂の石井館長? 穿ち過ぎかもしれないが、 K1がこのまま緊張感乏しき「スパーリング集団」みたいなものとして縮…

’Living is easy with eyes close, misunderstanding all you see’

「目をつむりながら生きていくのは容易い 見たもの全てを誤解しつづけながら」 (from 'Strawberryfields Forever' by Lennon/McCartney) サブカルやら思想系の雑誌を多く揃えているのがウリの喫茶店に入り、とある雑誌を手に取ってみた。執筆者の名前やテー…

『セーラー服と機関銃』リメイクに思う。

ネタは確かにリメイクに耐えるものだよな。ただオリジナルの映画の面白さは圧倒的に相米慎二の演出。 相米が演出の元ネタにしているのが溝口の『西鶴一代女』。(気付いていない方は二本並べて見てください。火を見るより明らか。) でおいそれとそれが真似…

『残菊物語』39 溝口健二 密着性が高い椅子のせいか体の温度が上がり、じんわり汗ばみながら上映時間の8割をウトウトして過ごす。 鼾なのか寄りかかってしまったのか、3度程隣の人に起こして頂く。寛容な隣人に感謝。 観劇、映画鑑賞の時は眠気こないよう…

『武士道残酷物語』63 今井正 『幕末残酷物語』64 加藤泰 あまりのto doの蓄積に頭がパンクしそうで、ファミレスに行って整理。 まずはメルマガに取りかかり、明日の映画は取り止め。 忙しい時は「とりあえずやっておく」ことを排除する、とは誰が言った判断…

『雪婦人絵図』50 溝口健二 「社会」は夫という権力で女を抑圧し、「本能」はその夫から体を離れられなくさせ、救いを求めて慕う端正な琴の師範は、「理智」ゆえに女の心と行動の乖離を責める。 女の「自我」だけがひとり取り残される。

『ルック・オブ・ラブ』06 植岡喜晴 下北沢でリュックを捜していて良いと思った物のメーカーを見てみるとLee製。 保留。 決して悪いモノではなかろうが、やはり自分の意識の中ではLeeは微妙だなあ。 ひと昔かふた昔前、ブランド志向も世間のイメージに捕われ…

◯「ニッポン核武装再論」兵藤二十八 「組織には何事も為せない。立派なプランだけあってもダメ。マネジメント理論も、役に立たぬ。ただ、最上の個人が責任指導をできたときにのみ、事情は成し遂げられる。」(ハイマン・リッコーバー SLBM(潜水艦発射弾道ミ…

『祇園囃子』53 溝口健二 ぼちぼち普通の食事(それに伴う、メニューを考えたり移動を考えたりのもろもろ)に飽きてきた。 西式の食事に戻そう。 数日前人と話していて「それってリバウンドじゃん」と言われて初めて気付いた。 減量のダイエットではないので…

「てめえひとりで元気になれ」

オークションでえらく安く落札出来たプリンタのカートリッジが、使おうとしたら期限切れだった。 出品者にメールで返金依頼をした後、出品のページで小さくながら期限切れと断っていることに気付き、再度謝罪のメールを入れる。 無くした代金の数百円以上に…

「前へ」by 故・北島忠治(明治大学ラグビー部監督)

タイトルは「世界一短い自己啓発」シリーズ第一弾。 家の近くの二つの駅の間を、ノート抱えて漂って過ごす。 脚本執筆に向いた喫茶店を求めて荻窪のとある創業ウン十年のお店に入ってみる。 2階からうらぶれた商店街を見下ろす、時代錯誤なくすんだ空間は気…

PRIDE GPダビング出来たと、夕方バイトを終えて駅に居る時に15年来の自主映画仲間から連絡があり、進路を変えて東京東部の彼の住まいまでいそいそと取りに行く。 準決勝2試合、人類タイマン史の歴史の終着点のような濃い戦いを堪能。 しかしノゲイラの試…

仕事のついでを利用して鎌倉のホットケーキ屋と東神奈川の大分ラーメンの店を廻る。 どちらも旨かったが、とくに後者は完璧な店だった。 大分ラーメンというカテゴライズもあまり聞かないが、食べに行ったら確かに存在するということが分かった。純粋な豚骨…

『元禄美少年記』55 伊藤大輔 赤穂浪士の内部で差別の対象となる、中村賀津夫演じる「美少年」を含む足軽身分出身の3人。日本最高の悲劇映画作家・伊藤大輔の興味はこの3人と組織や大義との関係にあったのは確かだが、討ち入り後にそれまで差別する側だっ…

◯「NYPD NO.1 ネゴシエーター 最強の交渉術」ドミニク・J・ミシーノ交渉者・決定者・記録係 交渉には最低この3人がいる。それぞれの役割は完全に別人にまかせなければならない。(あたかも国家の三権分立のように。)

久々胸躍る製作発表。 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%a8%a5%f4%a5%a1%a5%f3%a5%b2%a5%ea%a5%aa%a5%f3%bf%b7%b7%e0%be%ec%c8%c7 数えてみたらスケジュールペンディングのカテキョー依頼が5件。そのうち何件が本決まりになるかも読めない。 この仕事に不…

「やってみせ 言って聞かせて させてみて−

「やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ」(by 山本五十六) オンリーワンになれば、競争から外れられる。 Mr. 'talk to me' ミスター「話聞かせて」とあだ名で呼ばれる、NY警察のプロ交渉人。 「話が聞きたい」とか「どう考えて…

◯「牌の音 雀鬼・桜井章一」安田潤二・中村毅士 ◯「野良犬の成功法則」堀之内九一郎 ◯「プロフェッショナル・マネージャー」ハロルド・ジェニーン ◯「親が子どもに教える「一番大切なこと」」今村暁 全て古本。 好きなだけ本とCDが買えるというのは長年と夢…

メールを読み直してなかなかにハードな状況だと気付き、都心での仕事もあったのでついでに直接姉と会って夕飯を食いながら話すことにする。 お互いずっと23区内に住んでいるのに、8年ぶり。 姉も人にそのことを話すと「何で会わないの?」などと驚かれる…

朝9時10分、仕事場の駅で降りて十数歩歩いたあたりで違和感を感じる。はてと体を探ってみると、定位置の左尻ポケットに財布がない。何気なく前やらカバンやらに入れてしまったかと捜すが、やはりない。このズボンの深さの無いポケットで、椅子や洋式トイ…

君二月 窓はほころび 陽は頬に(by F-I)

◯「豆腐バカが上場した! 篠崎屋・樽見茂の成功哲学」樽見茂 ◯「月の光Astral Project 3巻」作・狩撫麻礼/画・武谷州史 荷物を移動したいのだが、やはり計画が必要。 で、出来るだけ居心地の良い空間を目指しつつ、しかし金は使いたくなく、さらに毎日やる…

二部屋目

なかなか新規入居が無いこのアパートでもう一部屋を借りることにする。 一番小さい部屋が、住み心地があまりよろしくない様子で2年弱空き放しだったのだが、大家さんの「もう今の贅沢な新入生が(この安かろう狭かろうの部屋に)入ってくるのは諦めています…