2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Fの中の他人たち

再び導入剤で自分の内側から騒がしい何人かの人間を呼び出す。 1月は27本の映画を見た。

私的年度末

『オルド』04 ロレンス・フェレイラ・バルボザ 今期の仕事の終了の時期に入った。 次々付き合いが切れてしまうとやはりふと寂しくなる。

世界に何をするのかしないのか

『高みに登る猫』04 クリス・マルケル 甘い左翼映画、と断ずるにはもっと自分の足場をしっかりせんとな。 マイスリー3錠でふわふわした気分。目の焦点が定まらない。

時分の花

『ホットスポット』90 デニス・ホッパー 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』でも主人公の聖なる憧れの対象となる少女を演じ、その美しさは奇跡の領域に一歩踏み出してた。この映画ではさらに、1人の「女の子」が人生で通過する輝きの頂点に達…

初シェークスピア

『ヴェニスの商人』ウイリアム・シェークスピア シェークスピア初読了。ほぼ400年前の本。

国策映画の夕べ

軽い鬱と闘う1日の前半。 『アジアの嵐』28 フセヴォロド・プドフキン ソ連製民族意識昂揚映画。帝国主義とともにチベット仏教も馬鹿にされる。 浄水器の水旨し。うーん、ほとんど予想だにしなかった日々の愉しみが出来た。

記憶なくした

病院に行く暇がないので、取り置きの強めの睡眠薬を飲んで記憶無くす。 風呂にも入らず、歯も磨かず、小腹を満たすための食品がその辺りに散乱し、その他就寝前の習慣をいくつか忘れ、ここの日記には憶えのない文章がupされていた。 何やってるんだか…。 日…

ウェイアンズは一家でコメディを作っているらしい

『最終絶叫計画』00 キーナン・アイボリー・ウェイアンズ 「お前のボーイフレンドは化粧をして女っぽい恰好で尋ねてくることになっているだろう。捕まえてある」怯えた女が庭の灯りを点けると縛られているのはプリンス(そっくりさん)。 更衣室、黒人男が「…

舌の根も乾かぬうちに

『トルチュ島に漂流した人たち』74 ジャック・ロジェ 目的地に近付くにつれて徐々に移動が停滞し旅行ツアーは目的地の島の入り江で停止し続ける。面白い。 始めて浄水器というものを買った。 東京に来た頃には水を買うなどという贅沢は馬鹿らしくてしようが…

自転車泥棒

『自転車泥棒』48 ヴィットリオ・デ・シーカ 実は見ていなかった映画シリーズ。 心ぴくりとも動かず。もう映画に興味が無くなったのか?

キル・ビル2

『キル・ビル2』04 クエンティン・タランティーノ

意識跳ぶ

『ビューティフル・マインド』01 ロン・ハワード 前半のエピソードの3分の1が、実は統合失調症患者の幻覚。こういうのもミスリーディングというのだろうか。リアリティの基盤が覆されるこの感覚は悪くない。ひっくり返すエピソードで前半が映画としてもっ…

トクシン(毒素)

TFTでは一旦除去した症状を甦らせる物質(主に飲食物)をトクシンと呼んでいる。 数日消えていたトラウマと怒りが今日昼戻ってきた。 直前に摂取したのはマーマレードのケ−キ。ケーキや小麦粉では問題なかったので、オレンジが原因物質? 『ゼブラーマン』04…

買い物依存気味

『メル・ブルックスの大脱走』85 メル・ブルックス 1分に1度くらいの細かい演出ミスがつもりつもってオリジナルの『生きるべきか死ぬべきか』には圧倒的に劣っている。こちらの方がプロットを意識させない。しかし、プロットにやられたという快感もない。…

映画には秘密がない

『上海特急』32 ジョセフ・フォン・スタンバーグ

深刻は止めるが真剣には考える

『栄光』26 ラオール・ウオルシュ 世界サーチライト映画祭を構想。 『ヘルズ・ヒンジス』16 ウイリアム・S・ハート 無声映画の時代にこの炎かよ!世界火炎映画祭を構想。 昨日の日記読み返しながらふと思ったのだが、僕が女だったら絶対テレコミ、というか、…

無声映画伴奏付3本

今日の目覚めは差程でもない。 映画見ている間はまた居眠り。 さらに、昨日集中して思い出したせいで過去の出来事が頭の中に大きく居座っている。ただし、それに伴う怒りや絶望感は薄い。情報としては頭の中を占めているが、感情はそれに縛られていない。こ…

治療月間

目覚め良し。肌のツヤまで良し。 天気が荒れるらしい。無責任に楽しい。 てなことはおくびにも出さず、明日からセンター試験受ける知人を激励に行った。 『スパイクス・ギャング』74 リチャード・フライシャー 悪党を父親の代わりとし、父親が他人であるとい…

TFT進める

ぼちぼち今年度の仕事の終息が始まった。 TFTに本格的に取り組むことにするが今日のところは効果はあるような無いような。 いかなる心理的機序によるものか、ネットで数年前に別れた女が僕と出会う前に書いていた文章を発見し、益もないのに読みふける。徹夜…

大いなる惰眠

前夜に何をやるか予定を立てるのだが、強制力が生じないものだと、眠りの衝動の方を正当化してしまう。対抗策を改めて準備する。 理屈が嫌になっている。音楽を求めている。 このところ愚痴と反省ばっかりだな。 アルコールの快楽を身体がすでに忘れた。むし…

歯の治療痛みで頭痛までする

僕の部屋は木造で換気が良すぎて、ガスヒーターでは1時間に3〜4度しか上がらない。温度が上がるまではなんとも居心地の悪い微妙に気になる寒さに震えながら過ごしている。あまりにも温度が上がらないので、最近では電気の暖房も併用して暖めることにした…

軽い疲労感続く

『勝手にしやがれ 最終計画』96 黒沢清 この連作で黒沢氏は山中貞夫のギャグを何度か模倣している。監督本人曰く、「ぬるま湯」と。 どちらを選ぶかと言われれば『CURE』以後のハイテンションを買うが、このゆるい感触もたまには悪くない。 身体の重さの原因…

不明確なストレス

『“男たちと共に”演技するレオ』(03 アルノー・デプレシャン) 今年1本目の映画館での鑑賞は上映時間の8割を爆睡。 その前に過食もしたので、ストレス性の睡眠と思われるが、ビジネス用語頻出の英語字幕にもさらに追い討ちをかけられた。 ウエルメイドな…

TFT

トラウマと鬱の処理をやろうと思っていたら久しぶりの知人からの電話。 とあるビジネスアイデアの話になって、それがマジでいけそうなので盛り上がる。 他の仕事をしていると、自分にとって映画とは何かという内省に陥るが、それはいつも結論が出ず、役に立…

そこのけ姫

『勝手にしやがれ!!黄金計画』95 黒沢清 60点の映画の60点なりの百点。そして点数評価などという1次元的な評価が馬鹿らしくなる力の抜け方。

DV2006

家庭内暴力ではない。 今年のアメリカの永住権の抽選(無料)。 ただ今ネット上で応募手続き。郵送の頃と違って携帯付属のカメラでの写真撮影も含めて10分程で終了。 ただし当選は発送を持って替えられて、まだ連絡があったことはなし。 『修羅雪姫』見終え…

黒人のキス

日本人の女と黒人の男。 逆の組み合わせを見た事がないという意味では社会学的(民俗学的?)な分析が可能で、とっくに誰かがやっているだろう。 東京の町中で見かけることはさほど珍しくないが、今日電車の中で見掛けた黒人が会話の切れ目ごとにするキスの…

人生で一番臭い人を見た

見掛けはよくいる浮浪者で、カバンや紙袋を自分の脇に置いて居眠りしている。 座っているのは電車の車両の真ん中あたりなのに、端の優先席のあたりに居ても強烈な小便の臭いがした。居合わせたおばちゃん同志が、その臭いについて雑談を始めた。 噂に聞くノ…

なぜか年賀状増えた

例年の倍。 自分からは出さないと決めているのだが、それでも毎年くれる人がいる。 少しずつ返礼を出す。 時々過食に走っている。 『愚か者死すべし』(早川書房 原りょう) 年末年始を舞台にした小説を年末年始に読んでいたことに、後になって気付いた。 (…

ニッチ(隙間)探す日々

『ドリームキャッチャー』02 ローレンス・カスダン 今から見る。 スティーブン・キング的モチーフのオンパレード。 もっとこってりした見せ方があると思うが意外とさらっと流れた。 乗れなかったのは僕の気分の問題かもしれない。(後述。) ディティールの…