2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

スプーン曲げの清田益章が大麻不法所持で捕まったらしい。 超能力否定派の学者のごく些細な家庭の状況まですらすら言い当てる超能力者をテレビで見たこともあり、僕は超能力完全否定派ではない。 清田くん自体はインチキではないという話を、信用出来る人か…

「嵐の中でも時間は過ぎる」(from『マクベス』)

そうやって過ぎていく時間の中で、ふと「嵐」を忘れる瞬間があると、生の実感が得られる。 『福田恆存全集 第五巻』福田恆存 アマゾンで安く出ていたので、今月は本を買わないという禁を破って購入。絶版本。古本屋の話ではケースと外装が汚れている(だから…

午前の仕事の帰り、劇団の前回公演に出てくれた女優さんがプラットフォームを歩いているのを電車の中から見かける。 稽古後、いつものファミレスに入ろうとしたらどうも気が向かない。ここ数日ほぼ毎日同じ店でかつホンも進んでいないので気分転換が必要なん…

ユニットバスのシャワーが、

ウォシュレットとしても使えるということに、どれくらいの日本人が気付いているだろう。 朝の仕事先から劇団稽古へ。寝不足が久しぶりなので疲労。 今日は無理だが明日はゆっくり眠ろう。 ストレスでつい、家にあって処理に困っていたゴマ煎餅を食ってしまう…

『らぶれたあ』59 鈴木清順 脚本の構築甘く、二度のどんでん返しが今イチ効かない。上手くいけばオー・ヘンリーの短編みたくなったろうに。 ビジュアルセンスはやはり卓越している。雪山の斜面でレール(! - いや、クレーンか? どっちにしろよくやるよ…)…

◯高校単位履修不足問題 約20年前僕の行った高校でも美術は絵か書道の作品をわずか一つ提出させるだけで単位にしていた。 今回、やってた教師の側は「暗黙の了解で認められていたんじゃないの!?」と不意打ちを喰らった思いだろう。 要は、身に付けるべき教…

自分はこうしたい、がはっきりしない人も ー

他人にこうなってもらいたい、は明確なものである。なぜだろう? どう考えても今日の昼間の出来事なのだが、なぜか記憶が掠れていて数日前に感じられる仕事場の移動の記憶がある。この数時間に自分に何があったのか…分からない。

「俺たちには厳粛に生きるための厳粛な死が与えられていない。

みんな見てろ。これが…死だ」(from『台風クラブ』85 相米慎二) 知人の身内で数日前に亡くなった人がいた、という話を今日聞いた。口もきいたことがなく、何度か見かけただけの人ではあった。 どんな人でも、知人や思い入れのある著名人の死には内省的にな…

「死ぬ気で頑張ってみろ。死なないから」by後藤芳徳

はい。 - (写真とタイトルは関係ありません。) - 新規の仕事依頼、契約。 この先3週間のスケジュールに頭を悩ます。 いっそ断った方が時間対収入は良かったかというくらい長々と(笑)、頭を悩ましている。

合理的ニヒリズムのために

近所の新聞販売店(もちろん全国紙)から、地域に貢献するために無料で折り込み広告を行っているのだが出してみないか、と電話あり。区内の無料広報版に出した僕の仕事の貼り紙を見て連絡してきたという。 しかし新聞購読料と折り込み広告料は収入の二本柱の…

今年の始め、細木数子はセリーグ優勝予想が阪神、横浜、巨人のどれか、パリーグは本命西武、ロッテとソフトバンクが対抗とのたまったとか。 1チームに決めないというのも凄いが、3チームあげたら的中率五割なのに、それで外れてるのも凄い。 「合法ドラッ…

ちょっとした偶然の記

夜、最近登録したばかりの大手の塾から家庭教師の依頼の電話があった。 その電話をかけてきた社員の人が、いきなり 「つかぬ事をお聞きしますが、I先生は他のセンターに登録してお仕事を引き受けてらっしゃいますか?…具体的にはどちらで?…代々木にあるセン…

散髪に行って、これまであまりやったことが無かったのだが、髪を切られている間に何となく雑誌を読んでいた。 ふと鏡を見て気付いたのだが、本を読んでいるときの自分はけっこう不機嫌で恐い顔をしている。 考えをまとめようとしている時なんかに不機嫌な顔…

「捨ててこそ、浮かぶ瀬もあれ」

昔習っていた合気道の師範が、稽古前の訓話で口にした言葉。どこかからの引用だろう。『葉隠』かな? 相手の剣の決死の斬り込みを覚悟して腕で受け、その片腕は失ってしまったが、剣が入ったと思った瞬間の隙に乗じて相手を切り捨て「死合」を制した武士がい…

「バカヤローッ!」by アントニオ猪木

いつのプライドの大会だったか数年前のこと。 真ん中に入る休憩時間の後、当時プライドでは恒例だったセレモニーでテーマ曲と共に入場しリングに上がった猪木は、マイクを渡されるといつものパターンで「元気ですかーッ!」と呼びかけ、それに会場が歓声で応…

「敵に回して恐くない奴を味方にしてなんの得があるの?」

今日仕入れた良い言葉。 一律に恐さを無くせばよいわけでもない。 嫌われることと敬遠されること、それに畏敬されること、それぞれ違うことなのだ。

睡眠時間を短くする方法

楽しくて楽しくて堪らない毎日を送ること、だろう。 そうすれば寝るのが惜しくなる。 - 'Everything's gonna be all right.' by Bob Marley 100年前には殆どの人間が一生に一度たりとも経験出来なかった美食や快適な住環境を、我々はほぼ毎日楽しんでいる…

『マルグリット・デュラス、あるがままの彼女』02 ドミニック・オーヴレイ 困った。 監督としては文句無く好きだったデュラスの言語体系に、自分はとことん馴染めないと分かった。 さらにいえば、あまり大したことを考えている人には見えなかった。 ドキュメ…

松浦寿輝のコメディ論を引用すると決意して、とある本から20分程かけて打っていた文章が、ここまで引用しようと決めていたところの十数行前で突然のインターネット・ソフトのクラッシュで消失…。 長い文章は一旦自動保存が作動するワープロソフトに書いて…

「チンポ・ブラリーノ

(イタリア人)」(笑) 『ビートたけしのオールナイトニッポン』より。 10年続いた番組を、そう熱心でない時期も挟みつつ結局ずっと聞き続けた。自分の年でいうと13歳から22歳。 録音はニッポン放送に保存されているはずで、「傑作選」とか発売されな…

「ありふれた地獄」

今日のタイトル、この言葉プラスαで言葉を加えると作品タイトルとして良いのが出来そうなのだが、その一言二言がなかなか思いつかない。 元ネタは邦画『ありふれた愛に関する調査』。(ちなみに、こちらの映画の内容はタイトルに負けてます。) 『ベルリン・…

ボトルネック

この用語は僕が知ったのはアメリカの経済小説『ゴール』。 例えば、ある工場において1日あたり、材料は商品100個分の仕入れが可能、工場の生産ラインのキャパシティは80個、出荷に使えるトラックに積み込める商品の量は50個、と限界があるとすると、…

『ツヒノスミカ』06 山本起也 上映終了直後にH監督から電話が入り、会わないかという。しかも、H監督は映画館の近所に住んでいたので傍のドトールで待ち合わせる。 予想はしていたが、やはり折伏。しかし、ケーキおごる。もうぼちぼち会うのはよしとくか。 …

◯「新しい高校物理の教科書」山本明利、左巻健男 講談社ブルーバックス新書の最近売れているらしい概説書。指導用に緊急購入。 確かに分かり易くて良い本だとは思う。 しかし、最近の解説書にありがちな「読めば分かる」というコピーがこの本にもついていて…

『普通の愛』

久しぶりに気持ちの良い晴れ。 つつがなく一日が過ぎる。 今日のタイトルは尾崎豊の書いた短編小説のタイトル。 最近近所のカフェに入ることが多く、その時カップルを見るとふとこの言葉が浮かんでしまう。 小説として質が高いとは思わないのだが、このタイ…

『Metro Lumiére』04 ハロルド・マニング 九州の一番の親友より電話有り、また彼は壁を乗り越え損ねる。 何か変化を押さえてしまうような思考法を共有してしまったのだろうか、とここ10年考え続けている。 ひどい雨。 おそらく気がつくと冬なのだろう。

「F1選手に嫌なヤツはいない」by中嶋悟

なぜかといえば、チームスポーツであるカーレースでは、下のクラスのレースから上がってくる間に性格に問題があるヤツが淘汰されてしまうからだという。 15年程前に読んだ対談にあった話。 人は一つ階梯を上がるとふつうは人格も磨かれる。 地位が上がれば…

なぜ俺は侯孝賢じゃないのだ?

『ステキな彼女』80 『風が踊る』81 ともに侯孝賢 「葛藤」も「セントラルクエスチョン」もロクにない、ハリウッドのセオリーから見たら全く想定外の侯孝賢の傑作群。最近のハリウッド脚本ノウハウ本で語られているセオリーではカバーできないものがあると改…

「試合に出れないなら、亀田は(記者会見に)出て来て『説明責任』する必要がある」by ガッツ石松 バラエティで誰かが突っ込むんだろうけど、まずは僕が突っ込んどきます。 いや、意外と僕の知らないところではこの語法が慣用として定着しつつあるのかも。 …

気がつけば、9月中にスタートする筈だった仕事が5件はあったはずなのだが、どれも形にならず。 重なるときは重なる、というのは錯覚? 印象が強いせいで、人は幸運よりも不運を強く記憶する、という説を聴いたことがある。 そのせいで、本来適度な確率で起…