2012-01-01から1年間の記事一覧

『アルカトラズからの脱出』79 ドン・シーゲル

『マルサの女』87 伊丹十三

『ナニワ金融道』の発想もとはこれか。山崎努の人間味のある悪役はかなり良い。 日本映画のアップは、アメリカを始めとする他の国の映画のアップと比べて、役者がカメラに向かって敵対しているような印象を受けるが、気のせいだろうか?

『スルース』07 ケネス・ブラナー

『ミレニアム 火と戯れる女』09<スウェーデン> ダニエル・アルフレッドソン

監督は変わっているが演出も脚本もパート1と代わり映えせず、途中までで放棄。 同じ程度の尺を使っているのにハリウッド版は情報量が遥かに多い。大衆向けで分かり易い筈のハリウッド映画は、「それなのに」というべきか「だからこそ」というべきか視覚的に…

『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』09<スウェーデン>  ニールス・アルデン・オプレヴ

セッティングの部分はそれなりに見ていられるが、語りが加速するあたりから陳腐な画作りやショック場面作りがリアリティに優先する。そのスカスカな演出は日本のテレビドラマ的。映画は目で見せるものだということは確かだし、優秀な監督がそのためにリアリ…

『ロープ』62 アルフレッド・ヒッチコック

『FLOWERS -フラワーズ-』10 小泉徳広

『私をスキーに連れてって』87  馬場康夫

HDDレコーダーに録れていた。10分見て削除。

『悪人』10 李相日

深津絵里の演技以外とくに良い所は無いのだが、何であんなに評価されたんだろう?後半は大分早送り。

『ドラゴン・タトゥーの女』12 デヴィット・フィンチャー

『ゴースト/ニューヨークの幻』90 ジェリー・ザッカー

『華氏911』04 マイケル・ムーア

ここ数年で見た中で最も傲慢で卑劣な技法の映画について書いたブログがこれ↓ http://d.hatena.ne.jp/F-I/searchdiary?word=%A5%D2%A5%CE%A5%B5%A5%C8&.submit=%B8%A1%BA%F7&type=detail 見たことはないがこれがマイケル・ムーア的手法なんだろう、とムーアも…

『(ハル)』96 森田芳光

『Milk 滴る女』10 亀井亨

『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』10 石岡正人

代々木忠がいなければ、今のAVはほとんどがにっかつロマンポルノやVシネのようなドラマ作品になっていただろう。メジャー映画のB級・C級の亜流にすぎず、ここまで大きな産業にもなっていなかった。 小型軽量ビデオカメラというテクノロジーの進歩と1つの才…

『ラブトラップ 人妻・覗かれた情欲』98 光石富士朗 ※OV

伝説のAV女優、みなみありすの唯一の一般作品。セリフ回しは下手だが、存在感があり、暗い劇的な情感が漂う。アップが映える。やや癖はあるけれど個性的で可愛くて、体全体のバランスが良い。一歩間違えばふつうの女優として成功したんじゃないかと思わせる…

『断絶』71 モンテ・ヘルマン

『新・居酒屋ゆうれい』96 渡邊孝好

『陪審員』96 ブライアン・ギブソン

詩集を買うとピンと来ないのだが、ふと耳にした詩には心引かれる事がある。 映画『イン・ハー・シューズ』でキャメロン・ディアスが読んだ詩。 - One Art The art of losing isn't hard to master; so many things seem filled with the intent to be lost t…

『トロピカル・マラディ』04 アピチャッポン・ウィーノラセタクン

『デス・プルーフ』07 クェンティン・タランティーノ

大概の「楽しい映画」はタランティーノ作品に比べれば楽しそうに見えるように周囲に気を使っているだけ。 打ちのめされる。

『おくりびと』08 滝田洋二郎

『キャタピラー』11 若松孝二

「反戦」や「平和主義」を好きな人の間だけでルーティン的に評価を得て、その人達の間でもさっさと忘れられていくだろう。 筋が無さすぎる。戦争で両手両脚を失った男のビジュアルとエモーショナルな演技とで映画として成立するというプランだろうが、甘い。…

『ヒミズ』12 園子温

映画の半分程で出ようと思い、そのつまらなさは最後まで変わらなかったのだが、ラストで一瞬にして持っていかれた。かなり泣いてしまった。 何に泣いたかといえば、その一瞬のイメージの強さで、ここに園子温の実感は確実にある。ただその実感は多くの場面で…

『ナディーン 消えたセクシーショット』87 ロバート・ベントン

『ブラック・ダリア』06 ブライアン・デ・パルマ

Q.相米慎二がなぜ若い女優の演出に長けていたか? ー 「映画の撮影の中で、女優として脱ぐとか脱がないとかいうことってありますよね。 相米監督の場合はどんなに洋服を着てても女優と言うのはカメラの前で丸裸にされるものなんだっていうことを、教えられる…

『イン・ハー・シューズ』05 カーティス・ハンソン

『パーフェクト・ブルー』98 今敏