漏水する東京駅

F-I2004-10-09

商社マンの友人はロシアのエカテリンブルグからフランクフルト経由で帰ってきたばかりで成田からトランク下げてやってきた。
危ぶまれていたが予定通りに飛行機は着陸したらしい。
明日の撮影のための機材を渡し、先に撮影場所である自宅にタクシーで持って帰ってもらう。
毎度毎度、自主映画で車がないとこんな手間をかけるハメになる。


台風のおかげで明日はピーカンになりそうだ。


その後、
東京>神田>秋葉原>東京>有楽町
と動いている路線を探して右応左応。
有楽町からはスムーズ、といってもJRが復旧見込みのアナウンスを流さないので
>永田町(歩いて)>赤坂見附>渋谷>久我山
と乗り換えて家へ。


日常離れした風景を観ているとやはり試したくなり、携帯カメラで何枚か撮ってみた。
メールで送れるこのサイズじゃ何ごとかあまり分からないですね。
東京駅は柱と言う柱の根元に、電車待ちの人々が座り込んでいた。


携帯のカメラがシャッター音消せないと始めて知った。イタズラ防止なんだろうね。
映画館で面白いショットがあったら撮り溜めていくという目論見はハズレ。
素数を上げるとズームが出来ない。これ被写体との距離感を測る良い練習になるかも。


モニターに現れるのはフィルムのカメラと違って、同時ではなく一瞬前の世界。
自分を撮ってみると、瞬きしている瞬間が見れてしまうではないか!
この微妙なタイムラグの新鮮なこと。
その新鮮さに無意識までが驚いているのだろうか、写真も鏡も嫌いなのに、このカメラに写る自分には拒否反応が起こらない。


いつもより余計に書いております。


遊びをせんとやうまれけむ、やら、撮影はセッションだ、やら。
さあ自主だろうが結婚式用だろうが、とにかく監督再開だあ。