ひと段落と思いきや
T大学にカメラ講習の下準備で行って大勢に挨拶したら上がり症が出た。
その次の仕事では依頼先にあれこれと突っ込まれて言葉の選択にまごつく。
丸く収まったのが不思議。
自分では意識していない状況の流れがあるのだなあ、と変に納得。
編集、今日はひと休みかと思えば、次から次へとアラとやり残しが見つかる。
半ばうんざりしながらやり続ける。
僕の演出での口癖「もうちょっと」。
実はその一言に続く要求が自分にとってもしごくいい加減に感じられたりもするのだが、その不安定な心理をどうにも説明できない。
最初のイメージの描き方に問題があるのだろうか。
音のマスターリングをしながら、「映画を勉強するには映画館で目を閉じて音だけ聞け」という言葉を思い出した。
蓮實師の言葉だったか?