高校時代の友人、来京。

大阪から出張で出てきた。
この男の別れた奥さんは、僕の数少ない女性の友人の一人である。
親しくなったのは離婚する頃に、僕がメールで奥さんの話を聞いてあげていたため、というちょっと奇妙な関係がある。
「ビール一杯くらい良いんじゃないの?」という誘いを断って鳥料理をたっぷり食い、奢ってもらう。
大阪赴任が今月で終わって本拠地の福岡に戻る。大阪人の得にならないことには冷淡な態度や、食事の不味さをこき下ろす。


なぜ自分はこんなに生きることが嫌いなのか、と、ふと考えた。
多分普通じゃないな、これは。


部屋が片付かなくなった理由の一つは酒が無くなったから。
酒なしで雑用をこなすと、時間を無駄にしていることに耐えられなくて、頭がぼんやりしてくる。
て書きながらこれはなかなか人に伝わらない感覚だということに気付く。


本と書類の整理にスキャナを導入するか検討中。
電子データにしてどんどん取り込もうか、と。