引きが強い?

昨日始まった仕事は近所に出した貼り紙で来た依頼だったが、経歴を聞いていて驚いた。去年まで4年間教えていた生徒Sと小中で同期生。家に泊まりに来た事もある仲だという。二人の生徒が住んでいる場所は区でいうと3つ離れており、Sの方は2000年に家庭教師センターから振られた仕事。志望や依頼内容も全く別。


7/25の日記に書いた新規の依頼のHちゃんは、4月から教えているIちゃんの同級生。これはどちらも近所に住んでいて貼り紙で依頼が来ているからありえなくもないのだが、守秘義務を守って互いの家に雇われていることは話していないのに、Iちゃんと雑談していたら突然「Hちゃんていう子がいてね」と塾で解答を丸写ししているというHちゃんのちゃっかりぶりが噂話に出てきて変な笑いが出そうなのを必死でこらえた。


さらに先月から始まった依頼先のお母さんの要望に応じて、子育てのコアな相談に乗った時のこと。長時間話した後別れ際にお母さんが、今から英語の宿題やるんです、映画字幕の学校に行ってまして、とぽろっと言われる。字幕の学校なんて多く存在していないので確認してみたら案の定、僕がかつて行っていた、というか今もホームグラウンドにしている映画学校だった。


去年は派遣されて行った先が、数年前一度だけ訪問したことのある古くからの知り合いのバンドマンの住むマンションの隣の家。「近所」ではなく、まさに「隣」。番地を便りに探していて周りの風景を見て見覚えがあることに気付いてのけぞった。僕の家からは離れているし、派遣元や依頼元とバンドマンは何の繋がりもない。
このくらいはあるものか?東京暮らしも長いから知人も増えているしなあ。


買った本
「「東大国語」入試問題で鍛える! 斎藤孝の読むチカラ」 斎藤孝
この人の本の質は良い。活字が大きかったり、行間を空けて改行も増やして段組みを緩くするのは本を読み慣れない消費者に合わせての事らしい。裾野が広がり本の情報量のレベルも下がっている。良いんだか悪いんだか。20年前にこんな段組みしている本は詩集だけだった。