「銭は可能性への切符ズラ」by蒲郡風太郎

30代40代を狙ったリバイバルブームがあらゆるサブカル市場で仕掛けられていることは周知のことだが、マンガに関しては素直にそのブームに乗っている。さすがに６歳や７歳の頃に感じた、あの見てはならぬ世界の深淵に出くわした興奮は戻ってはこない。容易に手に入らないものだからこそ、立ち読みでほとんどのコマを憶えてしまう程に熱中出来たのかもしれない。
永井豪は欲しい物はほぼ手に入れてしまった。ジョージ秋山は欲しいけれど復刻されていないものがある。