ダンスコンテストの後ラストまでの15分程の密度が薄くなっている。主人公がダンススクールの先生への思いを断念するところをもっと強く見せれば良かったのではないか。
とはいえ、文句なくエヴァーグリーンの傑作。役者の立ち姿だけでも、よくぞここまでこだわったと感嘆を禁じ得ない。