「死のロード」改め「教師業合宿期間」初日

買ったVHS
◯『華氏911
◯『メメント
◯『ミスティック・リバー
◯『キングダム第1章』
◯『マイ・プライベート・アイダホ』
◯『ツイン・ピークス 13』
◯『ファム・ファタル
◯『スクリーム2』
◯『ボーン・アイデンティティ
◯『初恋のきた道
◯『サイクリスト』
◯『死んでもいい』
◯『タフ 誕生編』
全部100円。


この子、来月学校休みますから平日の昼授業出来ますよ、と説得されて新規顔合わせ。
模試の問題とデータを自分で管理していたり、親と対等な視点でスケジュールについて意見戦わせたり、12歳ならそれくらいやれてもいいだろうということをあっさりとやっている。
しかしそれを見るのが久しぶりで嬉しくて涙が出そうになる。ああ、みんな、もっとさっさと大人になれ。


…俺を含めて(笑)。


五反田の駅で、かつて舎弟のように気に入られて、毎晩のように雑談の電話を入れてこられて困った、合気道道場の先輩を見かける。
この人、誰がどう考えても嘘なリアリティのない噂話を真剣に語り続けるという、(譬えではなく本当の)病的虚言癖の持ち主で、ある時期からだんだんその症状に拍車がかかってきたので相手にしないことにしていた。コール音では電話を取らず、留守電に相手が話し始めるのを待って取るということを、僕は1年半程続けた。引っ越しした時転居先を告げず、同時に道場にも行かなくなったので、上手く袂を分かてた。それから10年。その2年後に偶然池袋で見かけたが、それ以来。
大分メシを奢ってもらったしバイトを紹介してもらったりなどもしたので、一瞬なつかしさのようなものが起りかけたが、やはり目線を逸らした。
髪に白いものが混じるようになり、顔から油ぎった感じが抜けていたな。確か最初に道場で知り合ったのは、この人が今の僕くらいの年だったか。道場にはまだ行っているのだろうか? 道場内でもこの人の異常さは一部では有名で、道場内での政治的経緯をでっち上げられて怒った師範の一人が、自分の稽古時間への出入りを禁じたりなどしていた。