日は照れど、寒い日だった。今晩も12月の寒さが戻ってきている。
大家さんから火事が心配だからと要望があり、ガスヒーターの点け放しは止めていたのだが、今日はそれではまずかった。
なかなか部屋が暖まらず、それゆえ体も温まらず、室内から動けなくなった。


日中、飯田橋で某勉強会。(知り合い増えたなあ。喜ばし。)>水道橋で映画の講演。
前者のせいで後者の上映は見れず、後者のせいで前者の打ち上げには参加出来ず。
最近土曜が忙しい。
去年の11月第2週の土曜、劇団の公演日なのに、行きたい勉強会やセミナーが3つ重なっていた。


今日の勉強会でV.E.フランクルが話題に出た。
実は『夜と霧』は当然ながら『それでも人生にイエスと言う』までも読んでいるのだが、二冊ともまるで印象に残っていない。
読了後もずっと持っていて、めくり返したことも一度や二度ではないのだけれど、どこを読んでも味気なく、記憶に残るような取っ掛かりが見出せない。
数年前映画絡みの呑み会でその話をしたら、「まあ、あなたみたいな人間には分からないんだよ」と初対面の相手に極め付けられたことがあった。(その当の相手が馬鹿者で、暫く後に多大な迷惑を被ったので痛烈にやりかえしたけれど。)
人が当然に感じるはずのことをスルーしてしまうことが、僕には多いのだが、フランクルに関しては信頼する人で口にする人が多いので、とくに気になっている。