家でビデオ


フィルムセンターに出かけ

京マチコが、イメージシーンで舞を踊るのだが見事。昨日見た『遥かなり母の國』で踊るバレーも(おそらく当時の日本人のレベルとしては)プロ並みで、さらに琴・三味線の演奏の仕草(音は当然プレイバック)も達人役として不自然さを感じない。それでこのエキゾチックな派手な目鼻立ちって、どれだけ才能があったのか京マチコ?あるいは途轍もない努力の人だったのか?どちらにしろ慄然とする。
作品は『春琴抄』映画化としてそれなりに悪くはないのだが、分かりやすさへの指向とハッピーエンドがあだとなっている。『春琴抄』完全映画化の夢を見る。