大川橋蔵は声の魅力が今ひとつで、それが映画で大スターとなれなかった要因と見た。昔のスターは皆例外なく声が良い。ついでに、この映画では江利チエミもミスキャストで、色気のない童顔なのでとても遊女をやれる人ではない。
ともあれ、残虐が過剰なあまり笑いを誘う良い意味での珍品。現場のワルノリの結果?昭和30年代にカルトなお馬鹿映画が発見されかかっていた。