緩急がなく急急

  • 『御用牙 かみそり半蔵地獄責め』73 増村保造

緩急がない。「急、急」 - 間に読点ぐらいのわずかなスローダウンはある。それで90分を行きも吐かせず語り切る。
オープニングのタイトルバックでは、若山富三郎が水をかけ、米俵を突き、すりこぎみたいな棒でガンガン殴り、と「イチモツ」を延々と鍛える。中盤、尼さんを犯して泥吐かせるんで役には立ってますが…(笑)。