「忘れちゃだめだ、たかが映画だってことをね!」AH (& CE)師匠


ヒッチコックが死ぬ数ヶ月前に、ランチを共にしたことがある。
映画について二人とも理屈っぽい話をしたんだが、ヒッチコックが突然こう言って話を締めくくった。
「忘れちゃだめだ、たかが映画だってことをね!」
まったくそのとおりだ。どんな映画も世界を変えることなんてできない。あるいは世界をいまよりよくすることもできない。
どんなに重要なメッセージを伝えていようとね。         」


byクリント・イーストウッド(『孤高の騎士 クリント・イーストウッド』より)