『バットマン・ライジング』12 クリストファー・ノーラン

細部の粗さはいろいろあれど、悪役の身体造形の魅力の無さが一番の欠陥じゃないだろうか。
しばしばハリウッド映画隆盛の要因として挙げられる集団による脚本創作だが、実は辻褄が合わなくなってテンションを下げている作品が多いのを見ると額面通りに機能しているとも思えない。