『暴走機関車』85 アンドレイ・コンチャロコフスキー

なんとも割り切れない感触の映画で、それが面白い訳でもなかったのだが、HDレコーダーに録られていたのでそのつまらなさの正体を考えたくて見返した。
ロシア人の監督が70年代アメリカ映画的な反骨無頼漢を描こうとして大幅に勘違いし、ほぼ魅力のない主人公と、中途半端な対立構造とサスペンスと虚無感が残ったらしい。