2016-01-01から1年間の記事一覧
芥川の『藪の中』であり、黒澤映画の『羅生門』。その面白さはある。 井上真央を被疑者役にした時点で主役として感情のピークを担うことになり、ラストで再生の場面を入れてきたのだろう。しかし昔いじめを救った同級生に昔の懐かしい行動で救われるいうのは…
微妙な面白さ。人間的な弱さのある人々が殺人や社会的不正の「フィクサー」に滑り込んでしまう面白さはあれど、凝った構成やセントラル・クェスチョン=引きの曖昧な印象は欠点。 何も知らないでHDレコーダーに録れていたやつ見たのだが、意外と評価も高かっ…
細部とくに警察や新幹線の安全対策組織の言動が荒くてリアリティがない。行動の倫理が素人集団。 爆破の可能性を否定しきれない新幹線を過疎地帯で停止させたこと、そして新幹線救出のニュースを犯人逮捕のため遅らせること、その2つに良心の呵責を感じる宇…
立ち上がって抱き合ったまま、死の瞬間腕だけが崩れる女。
☆『嵐が丘』15 演出G2 TV放映にて
1月に見た映画。
他のAKBのドキュメンタリーより、メンバーどうし対抗意識が率直に描かれているのが指原監督の手柄か。画で語れないし、抽象的な大きな流れを作り損なっているのは仕方がないね。