2016-01-01から1年間の記事一覧

『白ゆき姫殺人事件』14 中村義洋

芥川の『藪の中』であり、黒澤映画の『羅生門』。その面白さはある。 井上真央を被疑者役にした時点で主役として感情のピークを担うことになり、ラストで再生の場面を入れてきたのだろう。しかし昔いじめを救った同級生に昔の懐かしい行動で救われるいうのは…

『フィクサー』07 トニー・ギルロイ

微妙な面白さ。人間的な弱さのある人々が殺人や社会的不正の「フィクサー」に滑り込んでしまう面白さはあれど、凝った構成やセントラル・クェスチョン=引きの曖昧な印象は欠点。 何も知らないでHDレコーダーに録れていたやつ見たのだが、意外と評価も高かっ…

『八日目の蟬』11 成島出

『新幹線大爆破』72 佐藤純彌

細部とくに警察や新幹線の安全対策組織の言動が荒くてリアリティがない。行動の倫理が素人集団。 爆破の可能性を否定しきれない新幹線を過疎地帯で停止させたこと、そして新幹線救出のニュースを犯人逮捕のため遅らせること、その2つに良心の呵責を感じる宇…

『ワールド・ウォーZ』13 マーク・フォースター

『嵐が丘』39 ウィリアム・ワイラー

立ち上がって抱き合ったまま、死の瞬間腕だけが崩れる女。

『嵐が丘』86 ジャック・リヴェット

☆『嵐が丘』15 演出G2 TV放映にて

『Documentary of NMB 道頓堀よ、泣かせてくれ!』16 舩橋淳

『紙の月』14 吉田八大

『フューリー』14 デビット・エアー

1月に見た映画。

『Documentary of HKT 尾崎支配人が泣いた夜』16 指原莉乃

他のAKBのドキュメンタリーより、メンバーどうし対抗意識が率直に描かれているのが指原監督の手柄か。画で語れないし、抽象的な大きな流れを作り損なっているのは仕方がないね。