T大学へ

大学の暦では後期が始まる時期だ。
前期に編集を教えていた知人A監督の授業が、後期には撮影のゼミへと授業内容を変更することになったのだが、A監督自身は10月中ロケで北海道へ行き留守となる。
その留守の間、学生が製作準備をしている期間にA監督の助手としてビデオカメラの取扱いを教えることになり、今日はそのためのミーティング。


大学という場所にはつくづく劣等感を掻き立てられる。
劣等感の原因は自分でも実際些末だと思う些末な事からどう取扱ったら良いのか皆目分からない問題まで、ほぼ僕が劣等感を感じる全ての事象に及び、さらにそれらが入り組んでからみ合っている。
特殊な経験が関わっていることもあり、説明は容易ではなく苦痛を伴う。
あまり精神状態が良くない時には行きたくない場所なのだが、この機会に免疫作ろう。


その後別の仕事に行ったら、先方は「火曜の予定だった」という。
向うは二人なので、向うの方が正しい。
またやった。
決まったスケジュールは手帳にその場ですぐ書く癖を身に付けていたのに、最近それも疎かになっていた。いかんいかん。