ライブ撮影



http://d.hatena.ne.jp/F-I/20041210
http://d.hatena.ne.jp/F-I/20041217
参照。今日はクリスマスライブの撮影。


バンドはとあるハリウッドメジャーに出演した、というと分かる人にはすぐ分かるのだが、内緒。
ライブバンドだった。音源だけ聞いていては真価が分からなかった。半端で無くカッコ良い。


語れないものを語れないがゆえに興味が無いと思ってしまう。
ロックは興味があるなどというレベルでは無い。好きなのだ。
ああ、何で僕はバンドを経験していないのだろう。(って理由はいくつもあり、明らかなので「何で」もないもんだが。)
カメラ廻しながらステップ踏んだ。
好きなものを撮ることの幸福感なぞ、その辺の女子高生でさえ分っていることだろうに。


カメラ位置は満員のダンスフロアの中、ステージは低い。
最前列に陣取っているファンが居るので、ビデオカメラは最低でも自分の頭の高さ、基本的には頭上に掲げて撮り続けざるをえない。もちろん、ダンスフロアに三脚は立てられない。
腕と肩、てこの原理で支点となる腰にかなりの負荷が掛かる。四方から人がもたれかかってくる。ああ、何もしなくても監督の求める'dirty'な画面になってるじゃないか。
しかしながら、当然ながら汗がだらだらと流れ落ちてきた。ちくしょ、セーター脱いでおくんだった。
さらに意外な箇所、首にも力が入らなくなってきた。意識していなかったが、頭がてこの反対側の「おもり」となり首を伸ばすことによって力を増しているのだ。
汗は出切って引いた。腰はまだ何とかなった。しかし腕と首は限界にきた。キープ出来ず、休憩を入れざるをえなくなる。肩ごしの絵でしばらくお茶を濁させてもらって、まあ後半でもあるし画は十分あるし、と1人で自分を慰めたり言い訳したりしつつ、一息吐いたところでまた持ち上げていけるところまで撮り続けた。