読み合わせ

多忙の主宰は多忙にもめげず、というか多忙であるがゆえに、自作台本のリーディング用潤色を徹夜で完遂。スケジュールが合ったので劇団の活動では珍しく午前中に集まり、稽古の手始め、読み合わせとなる。
演出は僕なのだが、時間がなく今後何回やれるか分からない主宰も含めての稽古なので方向性を探るために主宰の役者へのダメ出しを黙って聞いてみる。自分の感じることとさほど方向性が違わないので安堵する。とはいえ、自分の演出の言葉はもっと鍛えないと。


一休みして芝居バージョンの役者さんだけの稽古に、こちらは演出助手として参加。


PRIDE29
噂によると谷間の興行。会場には行かず。しかしテレビ観戦ならばたっぷりお得感のある大会。
ボブチャンチンがシェイプ・アップして復活した試合がベストファイト。ひたすら引退への道を下っているかと見えたこの数試合、しかし人間そう簡単に終わっちゃつまらない。ロシアンフックの速さが技の新しい領域を切り開いている。再び、かつてと同じイマジネーションを刺激する選手に再変身した。
まだまだ進化を続けるミルコ。殆どの選手はもはやスタンディングで間合いを取ることが全く出来ないだろう。ヒョードル戦が6月の予定なら4月はハリトーノフと挑戦者決定戦にして引っ張ったらどうか。
一方の雄ノゲイラにめぼしい相手がいない。小川はワンマッチには出てこないだろう。久々にセコンドで姿を現した藤田あたりはどうか。K1MMAと独占契約中なんだろうか?
格闘技の雑誌を買わなくなって長い。