私には夢がある by Martin Luther King

F-I2005-11-19

睡眠1h*2。


K1グランプリ2005。


最初にK1の会場に足を運んだのが1995年のGP開幕戦だった。当時はGPは春開催だからもう10年を超えて11年が経とうとしている。
試験が終わる日だったので開放感を味わいたくなって、衝動で武道館に行って列に並び当日券を買って入ったら名勝負続出、大当たりの大会で、その後同じく名勝負続出の2度目のバーリ・トゥード・ジャパン(ヒクソン・グレイシーvs山本宜久=プロレスとの潰し合いやら殺気立った凄絶な試合が続出)も観戦したりしてすっかり格闘技の会場観戦にハマってしまった。
最初の頃の会場の印象は新鮮なだけに、今に残る記憶も鮮明。あれから10年過ぎていると思えず、ドームでしばし呆然とする。
何にも変わっていない、というのは鬱体質の認知の歪み。もちろんいくらか前進している。ただもっと密度を高めていくのだ。


GPはホーストvsサップがあった4年前が一つのピークで、その後3年連続で薄味。
スポーツには突然に生起する「事件」と選手が背負った「物語」との2種類の面白さがある、ととりあえず大別すると、今年は事件がそこそこな上に、物語を背負っているベテラン勢が節目の試合を作れなかった。
優勝シュルトは体格が見かけ上の特徴になっているだけで、人を引き付けるキャラがない。(あおりのビデオの蛇オタクぶりはその辺を意識しての事か?)準優勝グラウベはすっかり第一線の印象を失い、かつての極真やら空手やらのバックボーンの訴求力が落ちている。
K1ヘビー級、やはり低迷中。
もう年中行事だからそんなに気にならないんだけどね。


余談だが今年からDyanmite!と間隔を空けるためにGP開催が11月に前倒しされたけれど、やはり何か半端な気はするんだよなあ。12月が無理なら、PrideGPとかぶる夏休みも避けて3月に一回戦、5月のゴールデンウイークにGPのスケジュールに戻した方がすっきりする気がする。
ただ、主催者はDyamite!にMaxやらHeros'やら全ての一年の計を集中させたいんだろうなあ。