アルチザンで技巧派。
上映後、フィルムセンターロビーで6年前までいっしょに映画を見たり自主の製作に関わってたり、そしてその流れでしょっちゅう飲みにも行った男と偶然再会する。京都で研究者への道を歩みつつある。金が無い、仕事もあまり無いとぼやいていた。


歪んだ自意識のせいで今だに腰が引ける洋服の購入。腹を括らないと買いに行けない。一度買いに行くと、まとめ買いになる。
GAPで、やはり6年前(ほぼ同じ時期だ!)に映画学校で1年いっしょに活動していた人とも偶然出会う。翻訳で食っているとのこと。GAPで買い物していればそれ程貧乏ではないか。

  • サウンド・バリア』05 アミール・ナデリ

DJだった亡き母の声を求めて、ラジオ録音マニアを尋ねる聾唖少年。お涙頂戴どころでなく、前半は、テープを探して積まれた箱を漁るガシャガシャとした尖ったSEが繰り返される描写が延々と続き、後半はラジオの声を理解するためにテープを喋り直してもらう(少年は読唇が出来る)相手を捜しそのテープの内容に感情を昂ぶらせていくだけ。お話がそれしかない。しかし、荒いカメラに通り一辺でない力があり、2時間近くを見せられる。
会場で映画学校の知り合い多くに会う。これは当たり前だが。