仕事の帰り、ヘビーユースで通っているのとは違う、駅から離れたマイナーな自然食屋で非加熱(殺菌や濃縮のための熱処理をしない)のアメリカ製のハチミツを見つけた。食材は基本的に非加熱としているのでハチミツもネットで探して購入しているのだが、その商品の1800円と高い割にチープなプラスチック製のケースにも気を引かれて、購入。
蓋を開けたら表面をびっちり木のカスみたいな物が覆っていて気持ち悪くて一瞬引く。成分が凝固したものらしい。こそげてみると内部はまるでカスタードクリームの密度で、色もムラのあるはっきりとした黄色。
舐めてみると、舌触りはやはりカスタードクリームの重さ。しかし味は獣を思わせる野趣溢れる臭みを伴った、甘さの固まりなのだった。
なんというか「強い」味。我が経験上「最強」のハチミツだった。
世の大部分の方々はこんなハチミツがあるとは想像だにしていないだろうなあ。凄いっすよ。
また面白いものと出会ってしまった。世界は広いなあ。

(写真をアップしたいのですが、睡眠を優先させてもらいます。)