サヨナラだけが人生だ

川島雄三の口にしたこの有名な一節、実は意味(実質)が無い、と感じる。
意味が無いがゆえに、逆に輝いている気もする。


◯「川島雄三、サヨナラだけが人生だ」藤本義一
所収の短編小説「生きいそぎの記」、久しぶりに何度目かの再読。面白い。
記録された川島の口先八寸、もとい日々の名台詞に改めて唸る。


昨日のK1の録画を求めつつ、都会を彷徨う。
メールで尋ねた相手から「史上最高の大会でしたよぉぉ!録ってないけど」というレス。
電車の中、人の読むスポーツ新聞で試合結果が目に入り、慌てて目をそらす。