あらゆる嘘は常に「魂」を傷付ける

メルマガ仕上げる。難産。
最近講演を聴いたセラピストの人が、嘘を吐く事は自分の「魂」を傷つける、たとえそれが他人のための嘘であっても、という意味の事を言っていた。だから、人を前向きにさせるための嘘を吐くセラピストの「魂」もまた傷だらけらしい。
ここで言われている「魂」は実感としては分からないが、ひとまず、メルマガで明るい女性の執筆者を演じることもまた自分の「魂」を傷付ける事になっていると仮定してみたところ、腑に落ちる感覚はあった。
時期によって、気遣いで人のためのキャラクターを演じられる時もあれば、全く嘘が付けず率直な自分しか出す気になれない時もある。最近は大きく後者に傾いていて、だから女性キャラを作ることに相当な抵抗がかかった。自由に嘘を吐けないのは社会人としてはよろしくない。
傷付いた「魂」は決して完全に回復することはないという。ならばこのセラピスト氏はひたすら自分に正直に生きろ、といいたいのかといえば、パブリックにはそんな主張はしていない。むしろ「他人のための嘘の吐き方」のようなものを教えている。そのあたりの筋については今度直接会った時に聞いてみよう。