休めない一日

◯「トップ営業が使う説得学」榊博文


午前、仕事一件。


>有楽町で講演聞く。何度か聴いた人なのだが、なぜかこの人の話は内容が同じでも飽きない。今日は新ネタも混じっていてさらに満足。特攻隊員・藤井一の遺書が読まれ、泣かされる。


>俳優Kさんに誘われて、有明でグローブ無しで素手・肘打ちと顔面攻撃あり(試合によっては金的攻撃(!)あり)の空手イベント。観客は250人くらいか。プロの撮影班も居なかったからビデオにもならないのだろう。しかし、イベントとしては2回目でまだ方向性の模索段階、相手の手の内も試合パターンも存在しない流派混淆の真剣勝負は、初期(90年代中盤)の格闘技界を思わせる殺伐とした緊張感を醸し出していた。大満足。興奮して、誘ってくれたKさんにしつこいくらいに感謝する。小さな会場のしみったれた雰囲気にピットファイティングの錯覚を覚える。
グローブ無しだと、口(歯?)と鼻の出血が増える。ダウンは、今日見た限りではグローブの試合より減っていない。
我々のぴあ発券の席がイープラスで発券されたチケットとダブルブッキングだったという椿事も経験。席番号が全く同じ。試合開始直前に分かり、会場側に相談したら、我々の方がリング寄りのもっと良い席に移してもらえた。


>地元に帰り着き、駅を出るとパチンコ屋がサービスだか客寄せだかで建物の壁に嵌めている街頭テレビの前から歓声が上がる。20名を超える人がたかっている。昔と同じ長髪に戻った川口が映る。PK2-0。終了まで観戦。結果はご承知の通り。


>その足で、以前にも書いたことのある教え子の働く地元の名カフェに。今日も教え子はいた。濃い一日になったので少し落ち着こうと思ったのだが、声をかけてくる人がいて、自然食研究家Oさん(家庭教師をした生徒の親御さん)の長男Aくんがそのカフェに偶然来ていた。格闘技好きのAくんに今日見た試合の話と、お互いちょっと興味のある洗脳に関する話題で熱がこもる。カフェが閉店した後も、通りでしばらく立ち話。


>洗脳の話題の流れで思いつく事があり、とある学者さんにメール出してみたらすぐ直接レスがあり何通か往復する。これからしばらく、この学者さん(天才!)に私淑するかもしれない。


休めない一日。寝不足は応えているが、楽し。
今日の充実ぶりに俺は少なくとも正しくは生きてきたのだ、と思う。