『DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?』11 寒竹ゆり

始まって10分もせずに2作目の方が面白いと分った。当然ながら、女の監督でさえあれば女の子の何かが浮かび上がるというものでもない。そういえばと思ってwikiで調べたら記憶していた通りプロデュースは岩井俊二で監督はその弟子筋、ついでに岩井俊二が最近左翼発言をしていることも知った。
体臭を適度に抑えた「優しく」「きれいな」世界観は、二線級の少女マンガを思い出す。視点が意味なく変わるその意味のなさが刺激的なだけのインタビューでの複数カメラ。レトルト食品に調味料多めの印象が昔と変わっていない。
翌年このドキュメンタリーのプロジェクトから岩井俊二が外れて正解。