暴露の夕べ

仕事の顔合わせ。
今年はもう10件以上やっているが契約に繋がらないことが増えていて、今日も一家そろっての面談の会話が滞りがち。
一家を送り出してから立ち会った紹介担当者と顔を見合わせる。ひとしきり反省点をぶつくさ述べ合ったところで、ふと振り向くと母親が一人で戻ってきている。「よろしくお願いします。お忙しそうなので、早めにスケジュールを決めた方が良いと思いまして」
経済危機、決定的に脱出。祝。

喜劇監督の撮った文芸もの。何カ所かさらりと挟まれた小ネタにすこぶる気持ちよく笑う。
父親が中年の女の按摩に肩を揉まれている。帰省した娘が部屋に入ってくる。
娘「いいわね、お父さん。按摩さんなんて来てもらって」
按摩「やめてくださいよ、按摩さんなんて!マッサージ師って言ってくださいよ!せっかく髪にパーマ当てたんだから」


フィルムセンターで逢った映画の知人3人でなか卯で飯を食う。
おそらく豊田四郎のエロス描写(昭和30年代のメジャー映画なので、それは匂わせるだけで抑制が効いているのだが、抑制されているがゆえにかえって匂い立つものは強烈)について喋った余波だったと思うが、お互いの恋愛暴露話になる。
一部の有名人C君はいくつかの恋の変遷を経て現在は******女史に恋してる。撮影を手伝ったことのある10年来の知人は、その昔僕が狙っていたスタッフ******と一時期付き合っていてその後別れたとのこと。共通の知人の名前がぽんぽん出てくる。
後者の話は幾分衝撃的だったが、狙っていたといっても例によって人見知りが柱の陰から話しかける機会を伺っているだけでjust lookingで終わったので(笑)、嫉妬というレベルでもなかった。
提供出来るネタが無かったのが残念なり。