K-1 Crisis

今年のK1グランプリ開幕戦の大会タイトル。
付けた人は素晴らしい。現状を逆手に取っている。ひょっとしたら、裏ではばっちり仕切っているという噂の石井館長
穿ち過ぎかもしれないが、
K1がこのまま緊張感乏しき「スパーリング集団」みたいなものとして縮小してしまうのか、その危機感を楽しめ!
とファンに迫っているように見える。


K1には今や期待感を感じさせるものがない。
期待感を起こさせないものは、結果が良くてもエンターテイメントとしては小さくなる。


議論の道具は三つ。
論理性、情報と知識、権威。
権威だけで勝敗が決まってしまうのはもっとも問題が大きいが、論理のみで実効性の無い結論が出てしまう(いわゆる、「理屈だけ」)こともあり、相手の知らない情報と知識を持っている場合も、その情報と知識をさらに大きな枠組みで見た時の正当性は不確かである。
つまり、どの道具にも錯誤の危険は潜む。
この3つの要素のうち正当性という視点でみれば、最初の二つが同じくらい重要で「権威」は劣る。
しかし権威無き場合、正しい論も無視されることになりかねないので、権威も議論の場に出るものの要件。
(備忘録です。整理しきれていないのはひとまずお許しを。)