ようやく家で映画が見通せた。いつ以来だろう?


指導先のお母様から早々とGODIVAのチョコ頂く。直後に、交通費は無しにして指導料に全て含むということにしてもらえないかと値切られる。一瞬固まるがOKしてしまい、己の悪しき寛容さ(柔弱、というべきか?)が直っていないことを思い知る。


その生徒に借りて「DEATH NOTE 1巻』今更ながら読み始める。
その子は『クロサギ』勧めていてそちらも借りたのだが、悪いが段違い。ここまでヒキのあるお話は滅多に無く、読み始めて途中で止める人はまずいないだろう。
論理性の穴を探してみたがひとまず見つからず。とくに1巻最後のバスジャックの仕掛け、劇中の主人公が計画したとはいえ見事。ただ、話を作り進むにつれてノートに関するルールを足していっているのだろうが、後半それが足枷にならずに逆にいかせているかは気になる。
再終巻ラスト、Lに破れた夜神ライトは自分がノートで殺そうとした相手に殺されるか、あるいは自分がノートに書いたことが原因で死ぬかと思われるのだが、死なない。しかし、その戸惑う姿は誰にも見えない。ライトは醜悪な死神になっている(「天国にも地獄にもいけない」と死神に予告されている)と予測するがどうだろう?その点に関してはまだ伏せられている設定がありそうだが。


俺がマンガ喫茶にあまり行く気になれないのは、(割高感もあるが)こういう面白い本にであった時にじっくり考える余裕が持てず、元を取ろうとついつい次へ次へと読み進めてしまうからだと気付いた。