「 『道』 一休禅師


この道をゆけば どうなるものか
迷うなかれ 迷えば道は無し
踏み出せば その一足が道となる
迷わずゆけよ ゆけば分かる    」


アントニオ猪木が愛唱する詩。素晴らしい。
この詩でほぼ同じ内容を語る高村光太郎の『道程』を思い出す人は多いだろう。似過ぎている気もするが、高村光太郎が下敷きにしたということか?
しかし、緊張感のある一休さんの方がはるかに好ましい。『道程』の楽天性は弛緩とよぶべきで好きになれない。


と、来週『道程』を読む授業ではこんなことを言おうかと。相手は登校拒否児童。